2003-03-05 ArtNo.30723
◆電子電算輸出促進委員会、日本企業等のパンジャブ州移転支援
【チャンディガル】電子製品/コンピューター・ソフトウェア輸出促進委員会(ESC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)は、パンジャブ情報通信技術公社(PICTC:Punjab Information and Communication Technology Corporation)と、シンガポール/韓国/日本等のハードウェア産業をパンジャブ州に誘致する協力覚書を交換した。
ビジネス・スタンダードが3月3日報じたところによると、両社は2003年2月21日、ニューデリーのHotel Taj Palaceで催された国際展示会議“IndiaSoft 2003”の会場で関係覚書に調印するとともに、パンジャブ州における情報技術(IT)、BPO(business process outsourcing)、IT対応サービス、電子産業、コンピューター・ソフトウェア産業の振興でも協力することで合意した。これに伴いESCはパンジャブ州にオフィスを開設する計画で、PICTCは州都Chandigarhにオフィス・スペースを確保、ESCの利用に供する。
PICTCはこの日またSupertech Software & Hardware Private Ltd (SSPHL)と、Eラーンニング・バーチャル・スクールの開講に関する契約を結んだ。SSPHLは、パビリオンを設け、州内のITインフラに関するプレゼンテーションを行う。
PICTCのN S Kalsi重役(MD)によると、少なからぬソフトウェア会社や電子企業がパンジャブ州におけるビジネス機会に関心を表明しており、新産業政策(new industrial policy)下の各種奨励措置や、整備されたインフラストラクチャー、ベンチャー・ファンド、チャンディガル市内の社会インフラの完備等が、主要なアトラクションと言う。
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