【コルカタ】鉄鋼業界、取り分けRailwaysに製品を納入している鉄鋼会社は、運賃引き下げに加え、サイディング(Siding)コストの引き下げ及びサイディング・オーナーに対する奨励措置を歓迎、今年の鉄道予算に概ね満足している。
ザ・ヒンドゥーが2月27日報じたところによると、サイディングは、鉄鋼会社の主要な活動領域と見なされているが、Nitish Kumar鉄道相は、鉄道予算案の国会上程に際して、民間サイディング・オーナーにより支払われるコストを段階的に引き下げる方針を明らかにした。
Steel Authority of India (SAIL)のV. S. Jain会長兼MDは、原材料や製品の輸送面の利益を2~2.5%、額にして約2000クロー(US$4.14億)と見積もるとともに、軌道の更新、軌道幅の変更、新軌道の敷設等に伴うより多くの需要が見込め、SAIL傘下Bhilai Steel plantは大きな恩恵を享受できると予想した。
運賃面での優遇措置に加え、新鉄道予算案は、前年度実績を上回る売上げ5クロー(US$103万)当たり2%の追加リベートを認めており、これによりサイディング・オーナーは年間25クロー(US$517万)以上の利益を手にする見通しだ。この点に関してIndian Oil Corp(IOC)のV. K. Naidu重役(DGM)は、「まだ詳細な検討を加えていないため、何ともコメントできない」と語った。