2003-03-03 ArtNo.30700
◆新年度予算案、US$124億インフラ開発イニシアチブ提起
【ニューデリー】インド政府は2月28日、国内の道路、鉄道、空港、港湾施設を国際水準を備えたものにアップグレードすることを目指す、総額6万クロー(US$124.07億)の総合的インフラ開発プロジェクトを発表した。
エコノミック・タイムズが2月28日報じたところによると、Jaswant Singh蔵相はこの日国会に上程した2003-04年中央政府予算案の中で、総延長1万キロ以上の新道路プロジェクト48件、ニューデリー/ムンバイ/チェンナイ/コルカタを結ぶ黄金の四辺形鉄道網を補強する全国鉄道開発計画(RRVY:Rashtriya Rail Vikas Yojana=National Rail Development Project)、デリー/ムンバイ両空港のアップグレードを含む総額6万クローのインフラ事業に、政府が当面2000クロー(US$4.14億)を拠出する方針を明らかにした。
それによると、今年は少なくとも3000キロの道路を4車線に拡幅する。マハラシュトラ州Navi Mumbaiとケララ州Kochiの港湾建設事業には、斬新な資金調達方式を採用、全国ハイウェー開発プロジェクトの東西南北回廊のコストは、ディーゼル油とガソリンに対する1リッター当たり0.5ルピーの追加税徴収により賄うと言う。
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