2003-02-28 ArtNo.30697
◆Kopran、南アにおけるイブプロフェン錠剤の認可取得
【ムンバイ】地場製薬会社Kopran Ltdは、南アフリカの医薬監督委員会(MCC:Medicines Control Council)から鎮痛剤イブプロフェン(ibuprofen)錠剤“Bren-400”の認可を取得した。
ビジネス・スタンダードが2月26日伝えたところによると、別の5件の申請も間もなくMCCの認可が得られる見通しで、Kopranは向こう3ヶ月間にさらに10件の申請を準備している。これにより南アフリカにおける同社売上げは2006-07年までに500万米ドル、2008年までには1000万米ドルに達するものと予想されている。
南アフリカの指導的ジェネリック薬品会社Be-Tabsとブランド・ディストリビューション及び委託製造に関する長期契約をを結んだKopranは、近く現地子会社も設け、同国におけるプレゼンスを一層強化する。南アフリカの製薬市場規模は約10億米ドル、内ジェネリック製剤市場は2億5000万米ドル前後と見積もられ、年率15%の成長を遂げている。南アフリカは規制の厳しい市場で、MCCの登録認可には通常2年を要する。
Kopranは、南アフリカの他、ケニア、マラウィ、ジンバブエ、ガーナ、エチオピアに拠点を有し、ウガンダにも合弁会社を設けている。
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