SEAnews 2003-02-28 ArtNo.30686

【ニューデリー】Hero Honda Motor Ltd (HHML)は、設備能力の拡張、新製品、取り分け200ｃｃモーターサイクル開発等のニーズに応じるため、2003－04年の資本支出を2002－03年の85クロー(US$1758万)から110クロー(US$2275万)に引き上げる計画だ。
インディアン・エクスプレスが2月25日報じたところによると、ＨＨＭＬはこれ以前には「2002－03年と2003－04年に、内部資金の運用を通じ各100クローを投資する」と投資家に通知していた。
ＨＨＭＬのPawan Munjal重役(MD)によると、第3工場の事業化調査は依然続けられている。第3工場の正確な規模は事業化調査の完了後明らかになるが、当面、年産30万台規模の施設を設けることが検討されている。
ＨＨＭＬはまた、投資家に対する最近の通知の中で、「2003－04年度には設備能力(2003年3月末までに200万m/cs突破)の拡張が検討されており、同目的のため第3工場を設ける。ロケーションは未定だが、新工場建設のための資本支出は300クロー(US$6203万)前後になる」とも述べている。
ＨＨＭＬは既存のGurgaon工場に隣接して新施設を設けるか、別のロケーションに新たに第3工場を設けるか、依然思案中だ。同社幹部は「既存工場のキャパシティーも現在の年間200万台から、更に5～10％拡張することは可能」としている。