SEAnews 2003-02-21 ArtNo.30651

【ムンバイ】地元企業Mahindra & Mahindra (M&M)とBritish Telecomの57：43の合弁に成るソフトウェア開発会社Mahindra British Telecom (MBT)は、世界的なテレコム産業の不振から過去数年事業の統合再編を強いられて来たが、今や打って変わり大幅な増員を準備している。
ビジネス・スタンダードが2月18日報じたところによると、ＭＢＴのJohn Hellur重役(CEO)は同紙に以上の消息を語った。それによると、同社は向こう12ヶ月間に現在の約3000人のスタッフを30％増員する。インド国内におけるリクルートは40％のみで、関係する領域全般にわたりグローバル・レベルのリクルートが行われる。
増員はインディアン・デベロプメント・センターの拡張に伴うものばかりではない。ＭＢＴは現在インド国内に4カ所、英国に2カ所デベロプメント・センターを設けている他、英国／米国／欧州／アジア太平洋地域／中東／インドに合計21のマーケッティング・オフィスを有する。
ＭＢＴは、顧客のターゲットをテレコム関連のオペレーター／機器納入業者／ソフトウェア・ベンダー／システム統合業者に絞って来たため、世界的なテレコム市況の落ち込みにより深刻な打撃を被った。2001－02年度営業額は1億1200万米ドルをマーク、今会計年度当初9ヶ月のそれも9500万米ドルを記録したが、ＭＢＴの売上げの70％以上が親会社British Telecom関連事業で占められていると言う。