2003-02-21 ArtNo.30650
◆オリッサ州フォーチュン・タワー、IT産業の復調で40%成約
【ブーバネスワル】オリッサ工業インフラ開発公社(IDCO:Industrial Infrastructure Development Corporation of Orissa)により開発されたハイエンド・コーポレート・ハブ“Fortune Tower”のフォーチュンは、情報技術(IT)産業の市況回復に伴い上向きに転じ、35万平方フィートのスペースの40%がこれまでに予約された。
インディアン・エクスプレスが2月18日報じたところによると、オリッサ州のNaveen Patnik首席大臣の主宰により先週金曜フォーチュン・タワーの開所式が催された。同施設は2002年10月に完成したものの、不動産市況の低迷とIT産業の落ち込みで、当初はほとんどテナントを見いだすことができなかった。しかしここに来てReliance Infocomm、Software Technology Parks of India (STPI)、Institute of Chartered Financial Analysts of India (ICFAI)等の他、中小のソフトウェア会社の入居が相次いで決まり、9万平方フィートが売却もしくは賃貸契約された。このペースが維持されれば残りのスペースも2年内に全て売約できる見通しと言う。
|