2003-02-21 ArtNo.30648
◆インド・クリケット・チームの不振で、CTV販売に陰影
【ニューデリー】クリケット・ワールド・カップ・トーナメントにおけるインド・チームの出だしが不調なことから、やっと上向いたカラー・テレビジョン販売が再び衰勢に転じるのではないかと、懸念が生じている。
インディアン・エクスプレスが2月18日報じたところによると、CTVメーカー各社は第4四半期にほとんど100万台を出荷したが、これは通常のレベルを25万台上回る。このためディーラーの間にあまりにも楽観的なメーカーの見通しに対する懸念の声が生じた。しかし2月に入ってCTVの販売が急速に上向き、ディーラーらは胸をなで下ろしていた。ディーラー筋によると、確かに市場には胎動が生じているが、依然として大量の製品が滞留しており、十分なモーメンタムとは言えないと言う。
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