【ニューデリー】インドをコンポーネント・ハブにする戦略の一環としてYamaha Motor India Pvt Ltd(YMI)は、複数の地元納入業者を選考、世界各地のヤマハ子会社への部品供給を開始した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが2月19日報じたところによると、YMIのS.K. Taneja重役(ED)は同紙に以上の消息を語った。それによると、既に8~10社の地元サプライヤーを選考、ブラジル等のグループ企業に対するインドからの部品供給を開始した。
一方、YMIは今年、2~3種類の新製品を発売する。これには既存125ccEnticerの変形バージョンも含まれ、同バージョンにはセルフ・スターターとディスク・ブレーキが装備される。また4ストロークの量産車Cruxのよりエコノミーなバージョンも、農村及び都市郊外向けに発売される。今年発売される製品は100ccと125ccクラスになる見通しだ。
よりハイパワーなモデルを、完成車(CBU)輸入する可能性に関して、Taneja氏は「同問題は検討されているものの、まだ最終的方針は決定されていない」と語った。それによると、ハイパワーなバイクは依然としてニッチ・セグメントなため、同社としては110-130ccカテゴリーの製品をインド市場に投入するのを優先すると言う。