SEAnews 2003-02-17 ArtNo.30623

【ニューデリー】炭酸飲料(CSD:carbonated soft drink)ビジネスの23％の成長を実現したCoca-Cola Indiaは、今年(2003ｶﾚﾝﾀﾞｰ･ｲﾔｰ)新たに1億米ドル以上を投資、事業の一層の拡張を図る。
インディアン・エクスプレスが2月14日報じたところによると、コカコーラ・インディアのAlex von Behr社長はこのほど同紙に以上の計画を語った。それによると、1本5ルピーの回収可能な200ｍｌガラス瓶入り炭酸飲料の販売が一層拡張される。2002年12月期年度にはＣＳＤ売上げが23％の伸びを見た他、包装飲料水Kinleyの市場シェアが37％をマーク、同カテゴリーのトップ・ブランドになった。またジュース・セグメントではMaazaがその指導的地位を一層強化した。コークはインドＣＳＤ市場における最も好まれるブランドの地位を獲得、ThumsUpも最大のＣＳＤブランドに成長しつつある。こうした成功は、消費者志向、マーケットに照準を合わせたビジネス戦略の成果と言える。
コークは、Sprite、Fanta、Diet Coke、ThumsUp、Limca、Maaza、Shock、Sunfill、Kinley等の製品をインド市場で製造販売、同社の小売り網は2002年末に100万店をマークしたと言う。