2003-02-17 ArtNo.30616
◆CTVブランド認知度:BPLトップの座維持、LG急伸
【ニューデリー】Francis Kanoiの2003年カラー・テレビジョン(CTV)ブランド調査の結果、BPLが、2002年度を通じ、最も好まれるブランドの座を確保したが、そのスコアーは1999年の32%、2001年の27%から2002年の25%に、一層下降した。
インディアン・エクスプレスが2月12日伝えたところによると、タミールナド州Chennai拠点のFrancis Kanoi Marketing Researchは、その最新レポートにおいて以上のように報告しているが、それに引き替え韓国系電子会社LGのスコアは1999年の11%から2002年の18%にジャンプ、2位にランクされた。同じ韓国企業Samsungもスコアを前年の7%から9%にアップした。
TOM(top-of-the-mind)アウェアネスの比較では、LGのスコアが2001年の8%から16%に100%ジャンプした。ちなみにLGは8%のスコアを得るのに5年を要したが、次の8%は僅か1年で達成した。
BPLは同カテゴリーでも最高の28%をマークしたものの、同社のスコアは1999年の35%、2000年の34%、2001年の31%と、やはり下降の一途を辿っている。VideoconのTOMは2001年の16%から2002年の14%に、またOnidaのそれも1999年の15%から2002年の12%に、それぞれ下降した。これに対してSamsungとSonyは、いずれも2001年の6%から2002年の8%にスコアを高めた。
またアンエイディッド・アウェアネス(unaided awareness)の項目では、LGのスコアが2001年の34%から67%にアップした。1999年当時の17%に比べれば294%ジャンプしたことになり、他社のせいぜい20~30%の上昇に比べ、正に目覚ましい急伸長を示した。BPLは同カテゴリーでもスコアを下降させた。
“Francis Kanoi Brand Scan 2003”はCTV、冷蔵庫、洗濯機3製品に関して、競争力/イメージ/モーメンタムの3方面から各ブランドのパフォーマンスを比較している。
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