2003-02-07 ArtNo.30567
◆Shell、向こう数ヶ月間にLNG事業にUS$4億追加投資
【ムンバイ】これまでにインドにおける液化天然ガス(LNG)事業に1000クローを(US$2.0678億)を投資したShell Indiaは、向こう数ヶ月間に別途2000クロー(US$4.1356億)を追加投資する計画だ。
インディアン・エクスプレスが2月5日伝えたところによると、インドにおけるShell Group of Companiesの会長を務めるVikram Singh Mehta氏はこのほど同紙に以上の方針を語った。それによると、Shellは、政府が義務づけた2000クローの投資条件を満たし、石油小売り市場に参入する狙いから、Relianceグループが大規模なガス田を発見し、パートナーのEssarグループがプロジェクトからの撤退を決めたにも関わらず、グジャラート州Haziraにおける総コスト3000クロー(US$6.203億)のLNGプロジェクトを完遂する方針だ。同プロジェクトは当初2003年12月の完成が予定されていたが、今では2004年第3四半期の稼働が目指されている。
シェルは当初、Hindustan Petroleum Corp (HPCL)の政府持分を買収し、石油小売り事業への進出を図ることを計画、インド政府に接触を試みたが、今では独自の小売り網を構築する方針を固めている。しかし計画の詳細はまだ発表することはできないと言う。
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