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2003-02-05 ArtNo.30557
◆インドODD市場、CD-RWが成長を牽引
【ニューデリー】デジタル・イメージやビデオ、テキスト、データを迅速且つ容易にコピー/記憶/管理する需要が高まる中、CD-ROM、CD-RW、Combo、DVDドライブ等、各種オプティカル・ディスク・ドライブ(ODD)がインド市場に溢れ、多国籍企業を中心に、多くのベンダーが市場シェアを競っている。
インディアン・エクスプレスが2月1日掲載したLG Electronics India副GMのレポートによれば、インドでは、据え付け済みパーソナル・コンピューター(PC)の75~80%にODDが装備されている。
インドODD市場の70-80はCD-ROM、20-25%はCD-RW、5%はDVD - ROMで占められている。CD-ROM市場は成熟期を迎えており、CD-RWが急速に普及している。SOHO市場においてCD-RWはデータの記憶や娯楽に用いられており、中小企業市場においてはユーティリティー・バリューが注目されている。CD-ROMドライブとCD-RWの価格差が縮まる中で、遠からずCD-RWがPCに標準装備されることになる見通しだ。今後SOHOと中小企業セグメントがCD-RWのボリューム販売を牽引するものと見られるが、法人市場にはさしたる需要を見い出せそうにない。ネットワーク環境が主流の法人セグメントではリソースのシェアが行われるため、CD-RWの大規模な需要が創出される可能性は少ない。
ODD市場の主要プレーヤーの中にはCD-RWドライブの出荷をストップして、DVDの販促を図ったものも有るが、いずれも失敗している。DVDは主にマルチメディア・ベースのエンターテインメントに用いられているが、DVDのコスト高とメディア・タイトルの不足が、DVD普及の主要な阻害要因になっている。記憶容量が大きいDVDメディアは、値段さえ下がれば消費者の購買意欲を刺激するはずだが、より低価格なCD-RWが続々供給されている現状から、大部分のホーム・ユーザーはCD-RWからDVDへの転換を考えるに至っていない。
最適なドライブを選択する際の配慮点は、価格、用途、ブランドで、取り分けインドの消費者は、価格にデリケートな反応を示す。CD-ROMが依然として最大シェアを占めている理由もその点にある。しかし音楽やビデオをコピーして独自のCDアルバムを作ったり、データをバックアップするための需要が増す中で、消費者のCD-RWに対する関心が高まっており、取り分け両者の価格差が縮小した今、こうした傾向が一層強まっていると言う。
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