2003-02-05 ArtNo.30554
◆Dr Reddy's、3新化学物質の基礎研究を放棄
【ハイデラバード】ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場資格を有するインド拠点の製薬会社Dr Reddy's Laboratories Ltd(DRL)は、期待を裏切る科学データ及び潜在性に乏しい臨床試験結果から、3種類の新化学物質(NCE:new chemical entities)の基礎研究を停止する方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが1月31日報じたところによると、最近、国際製薬会社2社-Novo NordiskとNovartisは、DRLからライセンスを取得した新分子種中2つの臨床研究を停止すると発表しており、今回の3分子種の研究中止はDRLにとって相次ぐ打撃と言える。
DRLオフィシャルによると、DRF-3188/DRF-4848/DRF-NPPCの研究中止は、NCE研究リソースを再編し、最大限の投資収益実現を目指す努力の一環である。今後さらに別のNCEの研究を中止する可能性に関しては、市場動向や臨床試験規則の変化等を配慮して決定する。薬品開発にリスクはつきものであり、リスク管理の上からも、DRLは絶えず研究スケジュールに見直しを加え、最大限の投資収益実現を目指すと言う。
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