2003-01-31 ArtNo.30545
◆リライアンス、Jamnagar製油所の精製能力を20%拡張
【ニューデリー】Reliance Industries Ltd (RIL)はグジャラート州Jamnagarに設けた製油所の1日当たりの処理能力を今年12月までに65万バレルに20%拡大する方針だ。
デカン・ヘラルドが1月29日伝えたところによると、業界筋はこのほどロイター通信に以上の消息を語った。それによると、目下Jamnagar製油所の1日当たりのキャパシティーは54万バレルで、日間処理能力27万バレルの原油蒸留施設(CDU:crude distillation unit)2基を擁する。
その実、第1CDUのキャパシティーは昨年12月に保守のため操業を停止した際、32万5000バレルに拡大されたが、RILは正式発表を行っていない。第2CDUの日間キャパシティーも今年12月の保守後32万5000バレルに拡大される。同社は最終的に、これらCDUのキャパシティーを1日100万バレルに拡張することを目指している。しかし拡張は主にデボトル・ネッキングを通じて実現され、新施設は設けられない。
一方、RILは来年4月までに全国に1500店のガソリン・スタンドをオープンする計画だが、同時にHindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)の政府持分買収も目指している。HPCLの政府持分を買収できれば、インド国内の石油小売り網の20%を直ちに手に入れることができると言う。
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