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2003-01-31 ArtNo.30541
◆家電会社BPL、第3四半期も赤字計上
【バンガロール】地元家電大手BPL Ltdの2002-03年度第3四半期売上げは、前年同期比53%減の178.81クロー(US$3697万)にとどまり、11.50クローの純益から69クロー(US$1426万)の損失に転落した。
デカン・ヘラルドが1月29日報じたところによると、年初9ヶ月の営業額は前年同期の1012.61クローから539.82クロー(US$1.116億)にほとんど半減、純損失は126.59クロー(US$2618万)に膨れあがった。つい最近までマーケット・リーダーだったBPLの業績が何故これほど悪化したかと言えば、いくつかの理由が挙げられる。
第1に712クロー(US$1.47億)にのぼる負債から年初9ヶ月の利子支払いが125クロー(2585万)と、前年同期の2倍に拡大したこと。昨年(2001-02)通年の売上げ1195クロー(US$2.47億)に比べ負債額が異常に大きいが、これは借り入れた資金の大きな部分が、グループ企業に貸し付けられたり、投資されたため。主なところでは、BPL Display Devicesに90クロー(US$1861万)、BPL Soft Energyに39クロー(806万)、BPL Telecomに28クロー、米国拠点のKleer Industries Incに26クロー、BS Refrigeratorsに21クローが投じられた。2001-02年度末には、負債総額の33%、483クロー(US$9988万)がこの種の用途に充当された。しかしBPLグループの大部分の企業は利益を上げておらず、配当を支払っていない。
第2に過去2年間家電市場の競争が過熱、マージンが大幅に縮小したこと。しかしキャッシュ・クランチに直面するBPLは広告やディスカウント・スキームを通じ、そのブランドを有効に売り込むことができなかった。結果的に豊富な資金を有する韓国のLGやSamsungにシェアを奪われ、売上げが急減した。市場調査会社ORG GFKの予想では、2002年10月のカラー・テレビジョン市場シェアはLGが15%でトップ、サムスンが13.5%で2位を占め、BPLは9.8%で3位に後退したものと見られる。
BPLがこうした苦境を抜け出す道は、新資金の大量注入以外にないが、金融機関は最早BPLへの新規貸し付けに関心を失っている。このためBPLは長期にわたるテクノロジー・パートナーのサンヨーに出資を要請。過去数ヶ月間に、サンヨーの幹部がBPL工場を視察、両社間の数ラウンドにわたる話し合いが行われたようだ。サンヨーには最低26%のシェアがオファーされ、Nambiar一族のBPL持分は現在の62.47%から36.47%前後に縮小する見通しと言う。
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