SEAnews 2003-01-31 ArtNo.30537

【ニューデリー】Metals and Minerals Trading Corporation Ltd(MMTC)の年初9ヶ月(2002/4-12)の輸出売上げは1855クロー(US$3.836億)と、前年同期の1335クローに比べ38％拡大した。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが1月28／30日報じたところによると、ＭＭＴＣのRP Kapur会長兼ＭＤはこのほど以上の消息を明らかにした。それによると同期の営業額は4896クロー(US$10.124億)、輸入は3011クロー(US$6.23億)、国内取引は156クロー(US$3226万)、税引き前利益は前年比15％増の22クロー(US$455万)をマークした。
年初9ヶ月の金輸入は約40％減少、これに伴い宝飾品の輸出も縮小した。しかし国内需要の拡大に伴い肥料、肥料原料、石炭、炭化水素、非鉄金属の輸入が拡大、金輸入の縮小を相殺した。
小麦と米、Neelanchal Ispat Nigamにより生産された銑鉄の輸出、そして第三国輸出が、輸出売上げの伸びに大きく貢献した。主に日本と韓国方面からの受注で、銑鉄の輸出は約95クロー(US$1964万)に達した。この他にも5万トン、35クロー(US$724万)相当の輸出注文も手にしており、年度末までに銑鉄輸出は150クロー(US$3102万)に達する見通しだ。
これにより今年通年の売上げ目標6800クロー(US$14.06億)も達成できそうだ。ＭＭＴＣは年間1500万トン近い鉱物資源を輸出していると言う。