2003-01-29 ArtNo.30533
◆Patni Computer、年内にUS$2000万投じ事業拡張
【プネ】Patni Computer Systems Ltd(PCSL)は、2003年12月末までに2000万米ドルを投じ、事業を拡張する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月25日報じたところによると、PCSLのP.J. Kutar駐在取締役(Resident Director)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、これらのプロジェクトにはウッタルプラデシュ州Greater Noidaにおける新施設、マハラシュトラ州PuneにおけるBPO(business process outsourcing)ユニット、米国マサチューセッツ州Woburnにおけるオンショア・ユニットが含まれる。2000万米ドルの内800万米ドルは既にノイダの施設に投じられており、同施設は2002年10月に稼働した。残る資金は他の2施設に投じられる。必要資金は全額内部資金で賄われる。
450シートのBPO施設は、2003年3月までに稼働する。投資は主にインフラと交換機に投じられる。
PCSLはまたマハラシュトラ州BhosariのSoftware Technology Park内に設けたソフトウェア部門のソフトウェア・スタッフの数を現在の950人から向こう数年間に2500人に1600人ほど増員する。
米国Woburnの施設はオンショア・サイトとして機能する他、ノイダとプネのセンターにデータを転送するハブの役割を務め、またスペイン語を話す同業者のニーズにも応じる。
人的資源や保険等に関わるある種の業務は米国以外で手がけることを禁じる法律が存在するため、Woburnセンターはこの種の業務も引き受ける。
PCSLは、インド国内では、ムンバイ、ノイダ、プネに各2つ、合計6つのデベロプメント・センターを擁する。また海外に21のオフィスを展開、今年内にカナダとモーリシャスに新たなデベロプメント・センターを設ける可能性を検討している。この他、インドに第2のBPO施設を設けることも研究している。現在ビジネスの80%は米国からのものだが、英国と欧州市場の開拓も計画していると言う。
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