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2003-01-27 ArtNo.30518
◆Nirmal、米国企業とパイナップルの加工・マーケッティング契約
【コーチ】ケララ州Kochi市内にパイナップル缶詰工場を建設中のNirmal Agro Industries (India) Ltd(NAIIL)は、米国パートナーAshco group of companiesと米国におけるパイナップル製品の7年間にわたるマーケッティング契約を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月25日報じたところによると、AshcoグループのRod Ashby社長とNAIILのFr Joy Arambankudy副会長兼MDは24日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、スライスされたり、粉砕されたパイナップルの米国における市場潜在性は大きく、米国における食品のディストリビューションを手がけるAshcoは生産された製品を100%買い取る。当面米国市場の開拓に専心するが、追って欧州や湾岸諸国市場の開拓も目指す。
同プロジェクトの下、Kinfra Export Promotion Parkに米国食品薬品局(FDA)の基準を満たす製缶工場や品質検査施設が設けられる。缶詰工場は今年12月までに稼働する。プロジェクト・コストは31クロー(US$641万)で、Ashcoが33%を出資、残りは米国やドイツ在住のインド人投資家が分担する。
Ashcoはパイナップルの加工技術の他、製缶技術も移転する。工場は1日120トンの製品を製造、製造能力は2年内に2倍に拡大される。米国から輸入したブリキ板材から缶を製造、またパイナップル加工時の廃棄物はヴァーミコンポスト(Vermicompost:ミミズを用いて作る堆肥)に転換、農家に供給される。ケララ州では1年を通じて新鮮なパイナップルの供給を確保でき、パイナップルの他、マンゴー、ジャックフルーツ、バナナも生産されていると言う。
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