2003-01-27 ArtNo.30515
◆インドネシア/タイ製クエン酸に確定反ダンピング税提案
【ニューデリー】商工省傘下の反ダンピング局(anti-dumping authority)はインドネシアとタイから輸入される全てのクエン酸に確定反ダンピング税を課すよう提案した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月25日伝えたところによると、インドネシア産クエン酸にはトン当たり一律456.67米ドルの課税が提案されている。ちなみに確定反ダンピング税は、途中で見直されない限り5年間にわたり課される。
反ダンピング局はCiturgia Biochemicalsの訴えに基づきダンピング調査を開始した。インド国内では、Citurgia Biochemicalsの他、Solaris ChemTechもグジャラート州Baroda付近に年産2万5000トンのクエン酸製造施設を有する。
クエン酸は食品、ソフト・ドリンク、菓子類の防腐剤を製造する原料として用いられる他、製薬、繊維の着色、印刷等にも用いられる。
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