2003-01-27 ArtNo.30513
◆化学品/関連製品輸出振興委員会、鉄鉱石の流通自由化要求
【コルカタ】化学品/関連製品輸出振興委員会(Capexil:Chemicals and Allied Export Promotion Council)はMinerals and Metals Trading Corporation (MMTC)により手がけられている高純度鉄鉱石の貿易を自由化するよう政府に要求した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月25日報じたところによると、Capexilが新輸出入政策発表前(pre-Exim policy)の政府に対する要望書の中で述べたところによると、ある種の純度の鉄鉱石の輸出は依然としてMMTCにより独占されており、民間輸出業者は関係ライセンスを取得するのが難しい。
海外における高純度粉鉱石(high-grade iron fine)の需要が高まっている現在、上限規制や流通経路の統制は、輸出の伸びを阻害する。仮に全面的統制解除が困難で有れば、少なくとも主要な輸出業者に、大口の引き合いにも応じられるバルク・ライセンスを発行すべきである。これによりこれらの業者は海外市場を確保することができる。
既存の輸出入政策の下では、クロム選鉱(beneficiated chrome ore)の輸出は品質面でも量的にも規制されていないが、破砕性クロム鉱(friable chrome ore)はMMTCを通じて輸出されねばならない。こうした中で高純度クロム精鉱(high- grade chrome ore concentrate)は低価格で輸出されている。破砕性クロム鉱にもクロム選鉱にも一律の輸出政策を適応すべきである。破砕性クロム鉱の輸出価格は既に下降していると言う。
Capexilはまた主要輸出業者については、輸出売上げの最大5%に相当するスペア・パーツ輸入に対する税を免除するよう求めている。
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