1995-09-07 ArtNo.3051
◆<星>サイバウェイに第3のインターネット・アクセス免許
【シンガポール】SPHマルチメディアとSTテレコミュニケーションズの対等出資会社サイバウェイが、シンガポール・テレコムとパシフィック・インターネットに次ぐシンガポール第3のインターネット・プロバイダー免許を獲得した。
シンガポール電信局(TAS)によると、加入申込後10分以内にインターネットへのアクセスを可能にするとの約束がサイバウェイ社の勝因で、他の5社は加入後5時間~1週間を誓約していた。SPHのロウ・ホアンピン重役(事業開発担当GM)は、遅くとも来年半ばまでにサービスを開始すると保証している。
一方、シンガポール・ポリテクニックで5日催された“ボイイジ・スルー・サイバスペース”と題するセミナーでサイバウェイへのライセンス発給を発表したマー・ボータン運輸通信相によると、5日付けでインターネット・サービスのリセールが認められ、ホテルやいわゆる“サイバカフェ”などのリセラーがその施設内で顧客にインターネット・アクセス用のパソコンを提供することができるようになった。インターネット・リセラーはプロバイダと同じ利用時間ベースの料金を顧客から徴収できる他、パソコンの利用料金や付加価値料金も徴収できる。(ST,B,LZ:9/6)
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