【Hosur】地元二輪車メーカー、TVS Motor Company Ltd(TMCL)は2010年までにアジア二輪車市場の12~15%のシェアを占めることを目指している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが1月21日報じたところによると、TMCLのVenu Srinivasan重役(MD)は18日、Hosur工場を訪れた記者団に以上の抱負を語った。それによると、2010年には中国の市場規模は2000万台に、インド(成長率10-12%/内バイク15%)とASEANの市場規模は各1000万台に、それぞれ成長する見通しで、これからすれば、TMCLは500万~600万台の二輪車を製造することになる。同目標の達成にはハード・ワークが必要とされ、個々の市場に適した新製品を開発・製造することも不可欠になる。
バイク新モデルの開発にはおよそ25クロー(US$517万)を要し、当然のこととしてボリューム販売を確保せねばならない。TMCLはある種のセグメントに進出する際は、最低限のボリューム販売が可能なことを見極めた上で、初めて進出を決める。実際のところTMCLは、他社が先ず進出して新市場を開拓してくれるのを歓迎する。新モデル開発のリード・タイムもますます短縮されており、TMCLは十分な資金を持ち合わせていない。TMCLはまたコンサルタントを雇い、インドネシアやベトナムにおける製造業務の潜在性を調査する。
今年の販売成績に関しては9月と10月に10万台を突破、通年では120万台は無理にしろ100万台を越える可能性があると言う。