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2003-01-24 ArtNo.30490
◆マレーシア投資家、ジャールカンドに新州都開発
【ランチ】ジャールカンド州政府は、既存のRanchiシティーからほど遠からぬ地域に、マレーシアのプトラジャヤに倣い新州都を建設する方針を決めた。
ビジネス・スタンダードが1月21日伝えたところによると、Babulal Marandi首席大臣は、投資誘致のため訪れたマレーシアから帰国後、新州都を開発する方針を発表した。新州都は、クアラルンプル近郊に開発された新行政都市プトラジャヤに倣い、現在SukurhuttuとPithoriaの村落が存在する地域に開発される。
これ以前にジャールカンド州を訪れ、Marandi首席大臣と新州都開発問題を協議したマレーシア代表団は、航空調査を行い、ジャールカンド州を通過するナショナル・ハイウェーの状況等を点検、Sahebganj地区のGanga川に沿って新都市を開発することを提案した。チームはグレーター・ランチ地区を調査し、州議会や州庁舎の他、知事と首席大臣の公邸等が設けられる新州都の中核地区も選定した。Marandi首席大臣は、これを受けてマレーシア・チームにプロジェクトのマスター・プラン立案を求めた。
一方、数千エーカーの遊休地と数百ユニットのフラットを保有する国営Heavy Engineering Corporation (HEC)は、ジャールカンド州政府にこれらを州庁舎として使用するよう求めていたが、州政府は同案を棄却した。現在、産業財政再建局(BIFR)の管理下にあるHECは、2000年にジャールカンド州が発足した際、州議会、庁舎、公務員宿舎やその他の施設を用立てた経緯が有る。
観測筋は州政府が、HECの土地や遊休施設を活用するなら新州都開発の多額のコストを節約できるだけでなく、HECの財政再建にも寄与すると見ている。
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