SEAnews 2003-01-22 ArtNo.30486

【ムンバイ】北部地域における過去2週間に及ぶ異常なトラックの供給不足から、マハラシュトラ州Mumbaiから他の地域に向かう9トン積みトラックの運賃が上昇している。
インディアン・エクスプレスが1月20日伝えたところによると、業界観測筋はトラックの供給不足が生じた主因として次の2点を指摘している。
第1に濃霧と気温の下降から通常の運行サービスが不能になった一部の業者がトラック運行を暫時ストップしていること。
第2に南部やその他の地域は収穫シーズンを迎えたものの、十分な運送需要がまだ創出されておらず、このためトラック業者が他の地域にトラックを移動したり、州内の運行のみをおこなっているため、供給にムラが生じていること。
こうした状況から向こう1週間も運賃は高水準を維持するものと見られる。先週、トラック運賃は1000～2500ルピー上昇、取り分け北部諸州では高値記録が更新された。しかし西部地区の運賃はグジャラート州Ahmadabadを除き比較的安定していると言う。