2003-01-22 ArtNo.30477
◆Indo Rama、ポリエステル需要の成長に乗じ売上げ拡大
【ニューデリー】第3四半期に160%の増益(純益)を実現したIndo Rama Synthetics (I) Ltd.(IRSIL)は、2003-04年と2005-06年の間に年率9%の成長が予想されるポリエステル需要の波に乗ることを目指している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月20日伝えたところによると、ポリエステル繊維とポリエステル・ヤーンの第3四半期販売量は、前年同期の8万3783トンから9万9582トンに約19%拡大、加えて部分延伸糸(POY:partially oriented yarn)の価格がキロ当たり2ルピー・アップした他、IRSILは2002年1月16日から70/34 FDY(fully drawn yarn)のキロ当たり価格を81ルピーから83ルピーに、70/72 FDYのそれを83ルピーから85ルピーに引き上げた。この結果、IRSILの年初9ヶ月の純益は113.36クロー(US$2344万)をマークした。
IRSILのO.P. Lohia重役によると、過去6ヶ月間における住宅建設活動の持続的増加と衣料品以外のアプリケーション領域における需要の拡大が、国内ポリエステル需要の好調な伸びの主因と見られる。ポリエステル産業の見通しは明るく、同社の在庫水準は昨年1月時点の50日分(生産量)から現在の30日分に下降した。この点にも国内ポリエステル需要の旺盛さが反映されていると言う。
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