2003-01-20 ArtNo.30459
◆DCM Shriram、英国企業と提携しポリマー建材市場進出
【ニューデリー】DCM Shriram Consolidated Ltd(DSCL)は、ポリマー建材市場の開拓を目指し、英国拠点のHeywood Williamsとポリマー・ウィンドー製造に関わる技術/マーケッティング協力を結んだ。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが1月16日報じたところによると、DSCLのAjay Shriram会長兼MDはこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、5年内にポリマー建材ビジネスに75クロー(US$1551万)を投資する計画で、内35クロー(US$724万)は向こう15ヶ月間に製造施設の建設に投じられる。
国内のポリマー・ウィンドー市場は900クロー(US$1.86億)と見積もられる。DSCLは、ラジャスタン州のKotaとBhiwadiに製造施設を設け、2003年5月までに先ず北部インド市場に、その製品を投入する。Bhiwadiの組み立て施設は2003年4月までに稼働、Kotaの押出し工場も今年末までに操業を開始する。Kota工場が完成するまで、ウィンドー枠は輸入する。DSCLはこうした製品を小売りネットワークを通じず、建設業者や建築士をターゲットにした直販方式により販売する。またマレーシア、スリランカ、インドネシア、フィリピン等への輸出も計画している。
製造・組み立て施設の建設は、Heywoodの技術支援下に進められ、Heywoodはポリマー・ウィンドーのマーケッティングも引き受ける。5年内にポリマー建材ビジネスは年商200クロー(US$4136万)を越える見通しだ。ポリマー建材市場への進出は既存ビジネスの前方統合化を意味すると言う。
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