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2003-01-17 ArtNo.30448
◆トヨタ、カローラを98万ルピーで発売
【ニューデリー】Toyota Kirloskar Motor Pvt Ltd (TKML)は、1.8リッター4気筒DOHC VVT-Iエンジンを搭載した125馬力カローラのベース・ヴァリアントを98万ルピー、メイン・ストリーム・ヴァリアントを108万ルピーで、またオートマチックのトップ・ヴァリアントは115万ルピーと120万ルピーで、それぞれ発売する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが1月15日伝えたところによると、トヨタの石坂芳男副社長とTKMLのトヨシマ新マネージング・ディレクターは14日、記者会見し、以上の発表を行った。
それによると、インドの環境に合わせ調整が加えられたカローラはカルナタカ州Bidadiの既存工場で生産され、2003年を通じて1万台の販売が目指される。カローラ・プロジェクトにはこれまでに70クロー(US$1447万)が投資され、内大部分が溶接工場に投じられた。目下のところ地元部品使用率は55%だが、同比率は今後一層高められる。現在建設中のギアボックスとトランスミッションの製造施設は2004年半ばに稼働する。
2010年までにインド乗用車市場の少なくとも10%のシェアを目指すTKMLは、より多くの完成車、取り分けスポーツ・ユーティリティー車(SUV)を輸入することを検討している。目下のところ乗用車とSUVに照準が合わされており、Yarisやダイハツ・ステーブルの他の小型大衆車を直ちにインドに紹介する計画はない。
Bidadi工場は現在、カローラとクオリスを年間合計5万台製造できるが、今年はカローラ1万台に加えクオリス3万4000台も製造する予定のため、稼働率はほぼ100%に達する。このため同社はインドにおける追加投資の可能性も検討していると言う。
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