2003-01-17 ArtNo.30447
◆ガイアナの酒造会社Demerara、蒸留酒工場建設
【ハイデラバード】ガイアナを拠点にする年商4000万米ドルの酒造会社Demerara Distilleries Group(DDG)は、インドの地元企業と50:50の対等出資で蒸留酒及び瓶詰め工場を設ける。
インディアン・エクスプレスが1月14日報じたところによると、DDGのYesu Persaud会長は12日催された5年ものラム酒“El Dorado”のお披露目式の席上、以上の消息を語った。それによると、新工場は当面インド国内市場向けに高品質なラム酒、ウィスキー、ウォッカ等を生産、行く行くはアジア全域に製品を輸出する。
DDGは、アンドラプラデシュ州の業者と当面瓶詰め契約を結び、2種類の高級ウィスキーの他、5年ものと15年もののラム酒をインド市場に売り込む。既に試験販売を開始しており、異なる都市や地域に異なるブランドの製品を段階的に紹介する。
DDGはアフリカ/カリブ/太平洋諸国がEECとの間で結んだロメ協定(ACP Lome agreement)の下、ラム酒や他のアルコール飲料を欧州市場に輸出している他、米国とカナダにもプレゼンスを築いていると言う。
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