NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2003-01-15 ArtNo.30437
◆Tecumseh、インドをコンプレッサーの輸出ハブに
【ハイデラバード】米国を拠点にエアコン及び冷蔵庫用コンプレッサーの製造を手がける年商14億米ドルのTecumseh Products Company(TPC)は、インドを輸出ハブにする計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月9日報じたところによると、1997年にインドに進出して以来約1億米ドルを投資したTecumsehは、向こう5~7年間に一層の投資を準備している。Tecumsehは100%出資するTecumseh Products India Ltdを通じてアンドラプラデシュ州Hyderabadとハリヤナ州Ballabhgarhにエアコン/冷蔵庫用コンプレッサーの製造施設を有する。
TPCのTodd W. Herrick社長兼CEOが同紙に語ったところによると 輸出志向ユニット(EOU)を設けるのが最も容易な方式で、既に3つのEOUを設けた同社は、第4のEOUの設置を準備、インドをコンプレッサーのみならず、コンポーネントの輸出ハブにする計画だ。Tecumsehはコンプレッサー・コンポーネントの製造拠点をリセッションに悩む米国からコスト効率が良く技術労働者も豊富なインドに移す方針を決めた。
インド工場は、現在冷蔵庫用コンプレッサーを年間150万ユニット、エアコン用コンプレッサーを同60万ユニット製造する能力を有するが、ワールド・クラスのプレーヤーになるためには、前者を300万ユニット、後者を100万ユニットに拡大する必要がある。
Tecumseh Indiaはコンプレッサー用コンポーネントを米国やフランスを含む他の地域のグループ企業に輸出するとともに、コンプレッサー・キットをサウジアラビアや他の西アジア諸国に輸出している。向こう18~24ヶ月間には米国向けコンプレッサー・キット輸出も開始する。目下輸出比率は30%強だが、間もなく営業額の50~70%が輸出で占められる見通しだ。とは言えインド国内市場を軽視している訳ではなく、中産階級が急成長するインド市場の潜在性に注目している。
インドにおける国内販売の70%はWhirlpool、LG、Electrolux、Videocon、Voltas等の相手先商標製造業者(OEM)向け販売で占められている。
インドにおける主要な問題は、各州間の貿易障壁で、欧州同様、インドが何故単一市場に生まれ変われないのか、疑問を抱いている。
Tecumseh Indiaは輸出の他、商業用エアコンやコールド・チェーン向けの高付加価値コンプレッサー市場の開拓も目指している。これによりエアコン及び冷蔵庫市況の周期的落ち込みに対する抵抗力をつけることができる。同社は近く2種類の商用エアコン・コンプレッサーの製造を開始する。
年商300クロー(US$6203万)のTecumseh Indiaは今年25~30%の成長を見込んでおり、毎年最低10%の成長を目指すと言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.