【ニューデリー】インド運輸調査訓練基金(IFTRT:Indian Foundation of Transport Research and Training)の最新レポートによれば、トラック需要の軟化と貨物輸送の減少から、トラックのハイヤー料が先月に比べ3~4%下降している。
ビジネス・スタンダードが1月11日伝えたところによると、Delhi-Mumbai間の16.2トン・トラック1台のハイヤー料は1万1950ルピーと、先月に比べ300ルピー、Delhi-Calcutta間は1万1500ルピーと、同250ルピー、Delhi-Hyderabad間は1万3000ルピーと、同400ルピー、Delhi-Bangalore間は2万100ルピーと、約300ルピー、Delhi-Chennai間は2万4500ルピーと、少なくとも500ルピー、それぞれ下降した。
昨年11-12月の間には、積載超過撲滅運動や食用油完成品輸入の増加、その他の季節的要因からトラック・ハイヤー料の値上がりが生じた。同期間にはパンジャブ州、ハリヤナ州、ヒマチャルプラデシュ州、マハラシュトラ州、アンドラプラデシュ州等がポテトやトマトの収穫期を迎え、トラックの需要が拡大した。
しかし過去2週間(12月18日-1月5日)トラックの需要は減退、またディーゼル油価格がリッター当たり1.01ルピー引き上げられた。 西ベンガル州ではトラック運輸業者組合により過去2週間積載超過撲滅キャンペーンが展開されているものの、カルナタカ州とマハラシュトラ州の一部では遊休トラック・フリートのハイヤー料に下方圧力が高まっていると言う。