【ニューデリー】石油天然ガス省はIndian Oil Corporation(IOC)とOil and Natural Gas Corporation(ONGC)を合併し、後者の石油小売市場進出を実現すると言う構想に反対を表明した。
ビジネス・スタンダードが1月9日報じたところによると、石油天然ガス省のB K Chaturvedi次官は、“ぺトロテック2003”メディア・センターの開所式後記者会見し、「石油省はIOCとONGCの垂直統合化を望むが、両社は別個にその目的を実現すべきで、2社を合併すると言う案は支持できない」と語った。それによると政府持分処分省は、ONGCがHindustan Petroleum Corporation Limited (HPCL)の政府持分を買収する代わりに、IOCと合併することにより、自動車燃料の小売りビジネスに参入すべきだと提案しているが、石油省は、IOCが海外の石油/ガス鉱区権益を買収する一方、ONGCも下流部門に進出、それぞれが、独自に石油ビジネスの統合化を図ることを希望すると言う。