SEAnews 2003-01-06 ArtNo.30373

【ニューデリー】今年初8ヶ月(2002/4-11)の乗用車輸出は昨年同期の2万9969台から4万2876台に43％増加した。
エコノミック・タイムズが12月29日、インド自動車製造業者協会(SIAM)の発表を引用し伝えたところによると、Maruti Udyog Ltd(MUL)の年初8ヶ月の輸出は欧州におけるハッチバックAltoに対する好需要に支えられ、昨年同期比180.6％増の1万7803台を記録した。しかしインド最大の乗用車輸出会社Ford India Ltd (FIL)の中型乗用車Ikonの完全ノックダウン(CKD)キット輸出は昨年同期比5.1％減の1万8850台にとどまった。Hyundai Motor Indiaの今年初8ヶ月の輸出は昨年同期比56.3％増の5168台、Tata Engineering & Locomtoive Company Ltd(Telco)のそれは、同155.4％増の981台を記録したが、General Motorsの年初8ヶ月の輸出は昨年同期比31.4％減の24台にとどまった。Honda Siel Carsは年初8ヶ月に38台、Hindustan Motorsは12台を、それぞれ輸出した。
今年初8ヶ月の多用途車輸出は昨年同期比62％減の679台にとどまった。Telcoの多用途車輸出は同78％減の313台、ＭＵＬは同19.3％減の188台だった。
今年初8ヶ月のインドの各種車両輸出は、全体として海外におけるインド製乗用車、バス、モーターサイクル、モーペッドに対する旺盛な需要に支えられ、昨年同期の11万1000台からほぼ19万台に69.6％の増加を見た。しかしトラック、スクーター、多用途車の輸出は下降した。