【ニューデリー】Tata Engineering & Locomtoive Company Ltd(Telco)が、低価格の中型乗用車“Indigo”を発売したにも関わらず、Maruti Udyog Ltd(MUL)/Hyundai Motor India Ltd(HMIL)/Ford India Ltd (FIL)/General Motors India (GMI)は20日、何れも来年1月に既定方針通り値上げを行うことを確認した。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが12月20/21日伝えたところによると、MULスポークスマンは、PTI通信のインタビューに対して、「来年1月には当初の計画通り全てのモデルの価格を2~3%上方修正する」と語った。地元紙はIndigoが競争力の有る価格で売り出されたことから、競争他社は、競合するモデルの値上げを見送るか、小幅な値上げに修正するだろうと報じていた。
HMILのスポークスマンも、インプット・コスト、取り分け自動車用スチール価格の上昇から、小型乗用車Santroと中型乗用車Accentの価格を予定通り2~3%引き上げると述べた。
FILも、「中型乗用車Ikonと高級車Mondeoの全ての変形モデルの価格を3~5%引き上げる」とし、「計画に変更はない」と強調した。
GMI幹部は、TelcoのIndigo発売に伴い値上げを見送る考えは有るかとの質問に、「勿論そんなことはない」とし、中型乗用車Corsaとそのイステート・バージョン、Corsa Swingを2~3%値上げする方針を確認した。