2002-12-20 ArtNo.30347
◆LG/三星、インドCDMA携帯電話市場のシェア競う
【ソウル】インドにおけるCDMA(code division multiple access)携帯電話の需要が急増する中で、韓国の電子メジャー2社、LG ElectronicsとSamsung Electronics(三星電子)は、それぞれこうした潮流に乗り、通信機器の売り込みに本腰を入れている。
ビジネス・スタンダードが12月17日報じたところによると、LGは携帯電話端末の製造施設を設け、価格競争力の強化を図っている。これに対して三星はReliance Infocommと緊密に提携、後者への通信機器納入に照準を合わせている。
昨年、Bharat Sanchar Nigamから農村地域におけるCDMAベースWLL(wireless in local loop)システムの導入に関わる納入契約を獲得したLGは、Relianceとも総額1億米ドルのCDMA 2000 1x携帯電話端末納入契約を結んだ。後者との契約は今後一層の受注につながるものと期待されている。LGは今会計年度を通じ62万回線分の通信機器納入を見込んでいる。エコノミック・タイムズ電子版が18日報じたところによると、LGは18日、3種類のCDMA端末をお披露目、これらの製品の販促に500万米ドルを投じる計画だ。
他方、過去2年間にわたりRelianceと共同でプロジェクトを手がけて来た三星は、関係ネットワークが今月中に稼働すると発表したが、詳細を明らかにすることを避けている。
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