2002-12-18 ArtNo.30329
◆CTV業者、ワールド・カップ販促巡り金融機関代表と今日会談
【ニューデリー】カラー・テレビジョン(CTV)製造業者と金融機関の代表は今日(12/18)マハラシュトラ州Mumbaiで会合、クリケット・ワールド・カップに向け、より魅力的な金融ファシリティーを設けCTVの販売を促進する問題等を協議する。
ビジネス・スタンダードが12月16日報じたところによると、今年10月のCTV販売は過去最高の90万台をマークしたが、CTV製造業界はクリケット・エクストラバガンザがスタートする来年1月と2月には、それを凌ぐ売上げが見込めると期待している。業界筋は両月合わせて少なくとも200万台は可能と予想した。今日の会議では外資系CTV製造業者と地元金融業者の協力、農村・都市郊外向け金融スキーム等の課題が話し合われる見通しだ。
消息筋によると、消費者用電子/テレビジョン製造業者協会(CETMA:Consumer Electronics and Television Manufacturers Association)は、金融機関に対し、融資金利の引き下げを求めるとともに、金融機関と個々のCTV企業の間の問題解決を支援する方針だ。
LGのChandramani Singh主任(CTV担当)によると、金融機関との間には様々な問題が存在し、例えば、無利子融資の場合、少なくとも3ヶ月分の月賦(EMI:Equated Monthly Installment )を頭金として要求した上、高い手続き料を徴収するため、消費者は二の足を踏んでしまうと言う。
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