NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2002-12-13 ArtNo.30306
◆ICICI Bank、債権回収目指しSpicペトロケミカルを告訴
【ムンバイ】ICICI BankはA.C. Muthiahグループに率いられるSouthern Petrochemical Industries Corporation Ltd (Spic)傘下のSpic Petrochemicals Ltdに対する250クロー(US$5170万)の取り立てに着手、間もなく債権回収法廷(Debt Recovery Tribunal)に訴状を提出する。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月9日、ICICI Bankの12月6日付け通知を引用し報じたところによると、同貸付は、7年ほど前にIndustrial Development Bank of India(IDBI)、State Bank of India(SBI)、Dena Bank、Canara Bank等から成る金融機関コンソーシアムにより貸与された1100クロー(US$2.27億)以上のローンの一部で、返済が滞って既に数年になる。
Spicは1989年に当時の国営Madras Refineries Ltd (MRL/現社名Chennai Petroleum Corporation)と、ナフサ・ベースのパラキシレン及び高純度テレフタル酸(PTA)を製造する合弁会社Arochem Ltdを設ける覚書を交換した。しかしMRLが必要な認可を得ることができず、合弁事業は離陸できなかった。このためSpicは別にSpic Petrochemicals Ltdを設立、単独でプロジェクトを進める方針を決めた。しかしMRLは、合弁契約違反としてSpicを告訴した。このためSpic Petrochemicalsは1994年にプロジェクトに着手したものの、1997年に暫時停止を強いられた。
SpicとMRLは1998年に和解書(MOS:memorandum of settlement)を取り交わし、MRLは40クロー(US$827万)の補償支払いと引き替えに告訴を取り下げることを認めた。しかしSpicはそれから2年あまりを経た今になっても40クローの支払いを行ておらず、プロジェクトも再開できない状況にある。このためICICI BankはSpic Petrochemicals Ltdに対して債務返済を求める法的手続きをとる方針を決めたと言う。
SpicはTamil Nadu Industrial Development Corporation Ltd (Tidco)とMA Chidambaram氏が1969年に合弁で設立した肥料製造会社。その後同社は重化学、海運、エンジニアリング、バイオテクノロジー、製薬等に業務を拡張、事業の多角化を図った。
一方、ICICI Bankの今回の措置は新証券法の条文に基づくもので、これ以前に同行は関係条文に基づきグジャラート州Ahmedabad拠点のMardiaグループ及びマハラシュトラ州Pune拠点のPathejaの資産を差し押さえるとともに、グジャラート州拠点のJord Engineersに対して関係通知を送付している。ICICI BankはまたIndustrial and Technical Consultancy Organisation of Tamil Naduを、差し押さえ資産の管理代行者に指名した。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.