2002-12-13 ArtNo.30304
◆Nalco、US$1.86億投じアルミ製造事業拡張
【ニューデリー】民営化が予定される国営アルミ製錬会社National Aluminium Company Ltd(Nalco)は、今会計年度に900クロー(US$1.86億)を投じ、鉱業/アルミナ製錬/アルミ精錬事業を拡張、キャプティブ発電施設2基を稼働させる計画だ。
ビジネス・スタンダードが12月9日石炭・鉱業省幹部の言を引用し報じたところによると240ポット(坩堝)と120MWの第7発電施設を備えた新精錬所のコストは502クロー、ボーキサイト鉱山とアルミナ製錬施設の拡張コストは126クロー、別に180クローを投じてやはり120MWの第8発電施設が設けられる。
精錬施設と発電施設の建設工事は間もなく開始される。240ポット全てと第8発電施設の稼働は2004年初まで待たねばならないが、来月には120ポットが稼働する。
Nalcoは第10次五カ年計画期間を通じて7056クロー(US$14.59億)の投資を予定している。この内アルミナ製錬施設の拡張に1193クロー(US$2.47億)、アルミニウム精錬施設の拡張に1575クロー(US$3.26億)、キャプティブ発電施設に855クロー(US$1.77億)が、それぞれ投じられる。これによりNalcoのアルミニウム精錬能力は現在の23万トンから、来年1月までに29万トンに、また次期会計年度までには34万トンに拡張される。発電能力は現在の960MWから拡張計画完了時には1200MWに拡大する。世界最低のアルミナ生産コストを誇るNalcoのボーキサイト生産能力は目下480万トンで、これも鉱業リース地の拡大を通じ拡張されると言う。
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