2002-12-13 ArtNo.30300
◆内外の自動車会社、大宇モーター・インディア資産に関心
【ムンバイ】内外の自動車会社がDaewoo Motors India Ltd(DMIL)の工場施設に関心を示しており、これらにはMaruti Udyog Ltd(MUL)、Ford India Ltd (FIL)、Tata Engineering & Locomtoive Company Ltd(Telco)、Ashok Leyland Ltd(HLL)、Hindustan Motors Ltd(HML)、TVS Motors、Sundaram Claytonが含まれる。
エコノミック・タイムズが12月10日、金融機関筋の言として報じたところによると、アルミ・ダイカスティング・ユニットに対する関心が最も高く、この他、エンジンやギアボックスの製造施設にも注目が寄せられているが、塗装施設やプレス・ショップに対する関心はあまり高くない。
例えば、TelcoやFILはエンジン、ギアボックス施設に強い関心を見せており、MUL、ALL、Sundaram Clayton、あるいはデリー拠点のRicoh Autoはアルミ・ダイカスティング・ユニットに注目している。これらの潜在的バイヤーは12月18日までに入札書類を提出せねばならない。入札結果は翌19日に明らかになる。
DMILは、Industrial Development Bank of India(IDBI)、Industrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)、Exim Bankに対する総額1100クロー(US$2.27億)の負債返済に失敗、債権回収法廷(Debt Recovery Tribunal)はDMIL資産を競売にかける裁定を下した。DMIL資産の簿価は3600クロー(US$7.44億)だが、アナリストは売却収入は同額を大きく下回るものと見ている。とは言え金融機関筋は債権の回収に楽観的見通しを表明している。
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