【チェンナイ】韓国三星電子が完全出資するSamsung Electronics India Information and Telecommunication Ltd (SEIIT)は回転速度7200rpm(rotation per minute)のハード・ディスク・ドライブ(HDD)の売り込みに力を入れている。
インディアン・エクスプレスが12月9日伝えたところによると、SEIITのカントリー・プロダクト・マネージャー、MS Bhalla氏は同紙に以上の消息を語った。それによると、7200rpmのHDDを用いた500Mhz Celeronプロセッサー・マシーンのパフォーマンスは、5400rpmのHDDを用いた1.4Ghz P4インテル・プロセッサー・マシーンのパフォーマンスを42%上回る。
目下、インドで販売されているHDDの15~20%が7200rpm製品で、SEIITの場合、数年前には7200rpm製品の比率はHDD販売全体の6~7%に過ぎなかったが、今では約30%に拡大している。
インドのHDD市場は2003年には20%の成長が見込まれ、SEIIT自身は40%の売り上げ増を見込んでいる。カレンダー・イヤー2002年の予想売り上げは、100万ユニットで、1ユニット当たりの平均価格を4000ルピーとすれば、売上額は400クロー(US$8271万)と見積もられる。同社は相手先商標製造業者(OEM)と小規模タウンをターゲットに販促、チャンネル・ビジネスに関しては、独占的地歩を築いていると言う。