SEAnews 2002-12-13 ArtNo.30296

【ニューデリー】今年10－11月の冷蔵庫販売は昨年同期比10％の伸びを見た。昨年は11月が祝祭日シーズンだったのに対し、今年は10月が同シーズンだったため、市場調査会社ORG-GFKは10月と11月をまとめて、昨年の数字と比較、以上のように報告している。
エコノミック・タイムズが12月9日伝えたところによると、各社の10月の市場シェアは、Whirlpoolが28.5％、Godrejが21.2％で、それぞれ1位と2位の座を維持した。ナンバー3には、ＬＧが13.2％で浮上、昨年、Godrejと2位の座を争ったElectrolux Kelvinatorは12.9％で4位に後退した。5位はVideoconの8.3％、6位はSamsungの5.5％で、残りの10.5％のシェアは、Allwyn、BPL、Daewoo等のブランドが分け合った。
しかし年初7ヶ月(2002/4-10)の各社の順位は、Whirlpool、Godrej、Electrolux Kelvinatorが1、2、3位を占め、ＬＧは4位にとどまった。年初7ヶ月の大衆向け直冷式冷蔵庫の販売に関しても、Whirlpool29％、Godrej21.7％、Electrolux Kelvinator18.1％が1－3位を占め、ＬＧは10.7％で4位だった。しかし年初7ヶ月の霜取り不要冷蔵庫の販売に関してはＬＧのシェアが29.4％でトップ、10月に限ってはWhirlpoolが1位を占め、ＬＧは2位、以下、3位Godrej、4位Samsungの順。
ＬＧの霜取り不要冷蔵庫販売主任を務めるAnil Arora氏によると、ＬＧの霜取り不要冷蔵庫の44％は、ＬＧ専門店で販売されているが、ＯＲＧのデータは専門店をカバーしていない。もし専門店の販売も含めれば、ＬＧは10月も間違いなくトップの座を占めたはずと言う。