2002-12-11 ArtNo.30280
◆GEプラスチクス、バローダに輸出志向ユニット設置
【ニューデリー】General Electric Company が完全出資するGE Plastics India(GEPI)は、中国と日本を中心としたアジア太平洋地域に国際水準のエンジニアリング・サーモプラスチックを供給するため、グジャラート州Barodaに輸出志向ユニット(EOU:export oriented unit)を設けた。
インディアン・エクスプレスが12月7日報じたところによれば、このほどEOUの開所式を主宰したGE Plastics Asia PacificのWayne M Hewett社長は、GEPIがJain Irrigation (JISL)と戦略的マーケッティング協定を結んだことを明らかにした。それによると、GEPIはJISLのポリカーボネート押し出し成形ユニットを買収後、同施設をJISLに改めて賃貸する。両社は同マーケッティング及びディストリビューション協力を通じ、インド国内市場と国際市場を共同で開拓する。
EOUの設置も、JISLとの提携も、顧客に密着する経営戦略に基づくもので、拡大するローカル顧客に対するコミットメントを重視するGEPIは、インドの情報技術領域における優れた素質を梃子に、世界の顧客に最高品質の製品を提供することを目指すと言う。
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