2002-12-09 ArtNo.30270
◆Ispat、年産300万トンの熱間圧延鋼プロジェクト加速
【ムンバイ】Ispat Industries Ltd(IIL)はマハラシュトラ州Dolviにおける年産300万トンの熱間圧延コイル(HRC)プロジェクトを加速する計画だ。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが12月2/4日報じたところによると、第1期分の年産150万トンのツイン・シェルエレクトリック・アーク・ホット・ストリップ・ミルは既に稼働しており、第2期分を完成するにはなお600クロー(US$1.24億)を投じる必要がある。IILは、日産1260トンの酸素工場を完成させるため、差し迫って100クロー(US$2068万)を必要としている。これによりDolvi工場のHRC製造能力は2003年までに240万トンに拡大する。
IILのAnil Surekha財務部長によると、金融アレンジは既に完了しており、同社は金融機関が貸付を実行に移すのを待っている。IILのHyung-Bok Lee営業部長によると、同社は金融機関の支持を背景にプロジェクトを完成する計画だ。
プロジェクトが完成すれば、同社はトン当たりHRC製造コストを1000ルピー削減できると言う。
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