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2002-12-04 ArtNo.30262
◆Orchid Chemical、Mano Pharma買収協議
【チェンナイ】年商425クロー(US$8788万)のOrchid Chemicals and Pharmaceuticals(OCP)は、傘下製剤部門Orchid Healthcareの業務を拡張するため、タミールナド州Chennai拠点の製剤会社Mano Pharmaの買収を目指し、関係交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが11月30日報じたところによると、OCPは先週金曜、ボンベイ証取(BSE)に対し、「12月16日の取締役会において製剤ビジネス拡張のため企業買収を行う可能性を協議する」と通知した。OCPは詳細を明らかにすることを避けているが、市場にはOCPがMano Pharmaの買収を図っているとの噂が伝えられており、買収コストは30~35クロー(US$620万-724万)と見られている。
Jagan Mohan氏がプロモーターを務めるMano Pharmaは、精神病/心血管疾患/糖尿病の治療に関わる製剤のサード・パーティー製造業務に携わり、タミールナド州Tiruchirapalli県Alathiurに製造施設を有する。ちなみにAlathiurにはOCPも製造施設を設けている。今年初7ヶ月の売り上げは20クロー(US$414万)をマーク、通年では30クロー(US$620万)が見込まれている。
ライバル企業の専門家を引き抜き、一連の新製品を発売、製剤ビジネスの積極的な拡張を図るOPCは、9月期四半期に、昨年同期比150%増の26.39クロー(US$546万)の製剤を販売した。
OPCは最近中国最大の製薬会社North China Pharma Company (NCPC)と合弁で、中国にセファロスポリン(cephalosporin:セファロスポリウム属の不完全菌からつくる抗生物質)の製造施設を建設、またBexel Biotechnologyと米国における薬品研究の合弁契約も結んでいる。OPCは昨年、外貨建て転換社債(FCCB:foreign currency convertible bonds)を発行、国際金融公社(IFC)から2000万米ドルを調達した。IFCは今年になって同社債を株式に転換、OPC持ち分を13.6%に引き上げている。
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