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India Front Line Report
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2002-12-04 ArtNo.30260
◆ライン・パイプ業界、パイプ・ライン・ブームに期待
【ニューデリー】Indian Oil Corporation(IOC)やGas Authority of India (GAIL)が一連の大型パイプ・ライン・プロジェクトを計画する中でインドのライン・パイプ業界は、需要の大幅な増加を予想している。
エコノミック・タイムズが12月2日報じたところによると、例えばGAILが目下手がける全長2300キロのHBJ(Hazira-Bijapur-Jagdishpur)パイプ・ラインは、約1700キロが既に完成しており、最近610キロ部分の敷設入札が募集された。これには直径42インチの大口径パイプの敷設が含まれる。
鉄鋼業界筋によると、こうしたパイプを製造するには、約50万トンの鋼板が必要とされ、これは国内生産全体の6分の1に相当する。もし国産スチールを用いるならGAILはトン当たり225米ドル・コストを節約できる。しかし、この種の大口径パイプ用の鋼板は、インド国内で製造されておらず、輸入する他ない。
またライン・パイプは大きくロンジチューディナル・パイプとスパイラル溶接パイプに分けられ、ロンジチューディナル・パイプは原油やガスの輸送に用いられ、スパイラル溶接パイプは主に給水に用いられる。しかし、直径42インチ以上のロンジチューディナル・パイプを国内で製造するのは技術的に困難なため、スパイラル溶接パイプを選ぶ他ない。
国内スパイラル溶接パイプ市場を支配するPSL HoldingsのAshok Punj重役(MD)によると、欧州、トルコ、中国、マレーシア等の国では、高圧ガスの輸送にスパイラル溶接パイプを用いている。このため同社は政府に対してプレゼンテーションを行い、スパイラル溶接パイプの使用を勧めている。
国内最大の鋼管メーカー、PSLは2002年9月期四半期に昨年同期の6.9クローを6%上回る7.3クロー(US$151万)の純益を計上したが、会計規則の変更に伴い売り上げは昨年同期比19%減の134クロー(US$2771万)にとどまった。
国内ライン・パイプ業界は、海外の需要にも応じており、例えばSaudi Aramco、National Iran Gas Company等は、常ににこの種のプロジェクトを手がけている。Man IndustriesのRamesh Mansukhani会長によると、インドは年間1000クロー(US$2.068億)ほどの鋼管を輸出している。同業界のプレーヤーには、Man及びPSLの他、Jindals' Saw IndustriesやWelspunが含まれる。
Manは目下、200クロー(US$4136万)ほどのプロジェクトを手がけており、2002年9月期四半期の純益は昨年同期の1.2クローから294%増の4.8クロー(US$99Man)に拡大した。同期の売り上げも昨年同期の44クローから81クロー(US$1675万)に84%増加した。また上半期の純益も昨年同期の1.5クローから5.9クロー(US$122万)に293%アップしたと言う。
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