SEAnews 1995-09-05 ArtNo.3025

【クアラルンプル】ディジタル・イクウィップメント(ﾏﾚｰｼｱ)Sdn Bhdは今年6月末締め年度に目標を20％上回る1億2000万Ｍドルの売上を達成した。
ジャマルディン・イブラヒム重役(MD)によると、大部分の収入はシステム及びＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)を含むプロダクト・ビジネスからのもので、サーバー、ワークステーション、ソフトウェアーを中心としたシステム・ビジネスは50％、またＰＣビジネスは55％の成長を見た。サービス部門ではシステム統合(SI)サービスが300％の成長を達成、サービス営業額の35％に貢献した。サービス部門にはこの他、ネットワーク統合サービス、訓練サービス、マルチ・ベンダー・カスタマー・サービスが含まれる。また間接的なチャンネルを通じた収入が総売り上げの58％を占め、前年の45％から13％ポイント・アップした。対象業種別では銀行部門、製造部門、通信部門、公共部門のいずれについても平均して好成績が達成された。銀行部門ではこれ以前には支店システムのコンピューター化が重視されたが、最近はより総合的なソルーションが求められている。通信部門では料金徴収、番号調べ、ネットワーク・マネージメント、欠陥防止等、様々なソルーションが求められ、同部門は最も急速な成長を遂げている。また労働力不足から製造部門におけるノンＭＲＰ(ﾏﾃﾘｱﾙｽﾞ･ﾘｿｰｼｽﾞ･ﾌﾟﾗﾆﾝｸﾞ)ソルーションの需要も急増、同社の製造部門向け売り上げは30％の成長を見た。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:9/4)