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2002-11-29 ArtNo.30232
◆Wockhardt、第一製薬と出血性疾患治療薬のマーケッティング契約
【ムンバイ】インドの地元製薬会社Wockhardt Ltdは、第一製薬と後者の出血性疾患治療薬をインドで販売する契約を結んだ。
エコノミック・タイムズが11月26日伝えたところによると、月経時の大量出血等の治療に用いられるトラネキサム酸(Tranexamic Acid)止血薬“Cymin”は、Wockhardt傘下のMother and Child Care部門によりマーケッティングされ、初年度(2002/8-2003/7)に6クロー(US$124万)の売り上げ達成が目指される。Wockhardtは第一製薬からバルク薬品を輸入、錠剤として販売する。
Wockhardtが日本企業と提携するのは、昨年のエーザイ(精神疾患治療薬)に次ぎ2度目。第一製薬がインド企業とマーケッティング契約を結ぶのは今回初めてのこと。
WockhardtのHari Mundra取締役によると、これまで同社は主に西側諸国薬品のジェネリック・バージョンを手がけて来たが、第一製薬との提携は第一製薬や他の日本企業のライセンス所持者と医学情報や専門知識をシェアする機会をもたらすと言う。
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