2002-11-29 ArtNo.30228
◆iGate、事業拡張/BPOビジネスにUS$5千万投資
【ニューデリー】米国拠点のNasdaq登録企業iGate Corporationは、向こう12~18ヶ月間にインドにおける事業拡張とBPO(business process outsourcing)市場開拓に5000万米ドルを投資する計画だ。
インディアン・エクスプレスが11月26日報じたところによると、5000万米ドルの内、4000万米ドルはBPO事業に、残りの1000万米ドルはデベロプメント・チームの拡張に、それぞれ投じられる。これらのイニシアチブは何れも子会社のMascot Systems Limited(MSL)を通じて進められる。iGateはMSLに88%出資、残りの12%のシェアは一般投資家が保持している。
iGateの共同創設者でもあるSunil Wadhwani重役(CEO)は、同紙に以上の消息を語った。それによると、インドではBPOビジネスに関わる企業の買収も計画しており、目下500~1000のエージェントを擁するBPO企業を物色している。ソフトウェア専門家チームは今後18ヶ月間に現在の1200人から2400人に増員される。
海外在住インド人(NRI)のSunil Wadhwani/Ashok Trivedi両氏により設立されたiGateは年率50%以上の成長を遂げており、最も急成長する情報技術(IT)企業の1社に数えられる。
iGate子会社のMSLはメインフレーム、ミッドレーンジ、クライアント・サーバー、インターネット・プラットフォーム関連のアプリケーション・メンテナンス・アウトソーシング、ビジネス・インテリジェンス、組み込みソフトウェアの指導的プロバイダーとして知られ、独自開発したソリューション・スイート、“SmartAPPS”を分散型ディリバリー・システムとして用いている。MSLは、米国、英国、ドイツ、オランダ、日本、中国、シンガポールに業務拠点を設け、インドではカルナタカ州Bangaloreとタミールナド州Chennaiにオフショア開発センターを有する。
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