2002-11-26 ArtNo.30217
◆Damodar Valley、Durgapurに1千MW発電所建設
【コルカタ】中央政府と西ベンガル州及びジャールカンド州政府が共同所有する多角的公益事業会社Damodar Valley Corporation (DVC)は、Durgapur Steel Plant (DSP)と政府から借り受けた西ベンガル州Burdwan県内の用地に2006-07年の稼働を目処に1000MW(メガワット)の発電施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月23日報じたところによると、プロジェクトは第10次5カ年計画期間におけるDVCの事業拡張計画の一環として進められ、国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)傘下DSPプラントの北西部に500MW発電施設2基と付属の変電所及び送電施設が設けられる。同事業は輸出志向型セントラル・セクター・プロジェクトの認定を受けている。
DVCは、第10次5カ年計画期間に新たに9000MWの発電施設を設けることを計画している。これには新規プロジェクトと旧式発電施設の近代化が含まれる。
Burdwanにおける電力計画には送電施設を除き4194クロー(US$8.67億)が投じられ、発電機2基の他、石炭処理施設やアッシュ処理施設が設けられる。発電施設は400KVの送電線により全国送電網にリンクされる。燃料の石炭は近隣の炭坑から調達される他、キャプティブ炭坑を設けることも計画されている。水はDamodar Riverから供給される。
必要資金は、内部資金の他、借入で賄われ、起債も予定されている。SAILはDSPの所有地中800エーカーをDVSのプロジェクトに提供することを原則的に認めているが、SAIL取締役会はまだ最終認可を行っていない。
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