NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2002-11-26 ArtNo.30212
◆Inforaksha、デスクトップ・バックアップ市場開拓
【チェンナイ】米国拠点のABAR Technologiesのインド子会社Inforaksha Netlinksは、来年50万~100万米ドルを投じてインド・デスクトップ・バックアップ・ソリューション市場の開拓に乗り出す。
エコノミック・タイムズが11月24日、ABARの創設者、Vijay G Shah重役(CEO)の言として伝えたところによると、Inforakshaは、会計士や弁護士等の個人から多国籍企業まで、あらゆるビジネスのニーズに応じる、低コストで、効率的なデスクトップ・コンピューター・データ・バックアップ・ソリューションを開発した。
市場調査会社Gartnerはインドにおけるデータの圧縮・保存・再展開処理市場を2000クロー(US$4.136億)と見積もっているが、同社は世界が急速にパーソナル・コンピューター(PC)にシフトし、データの電子化が進むことを前提に、同見積もりを行っている。インドでは数百万台のPCが用いられており、大きなビジネス機会が存在する。例えばInfosysは向こう3年間に2500万米ドルを投じてモーリシャスに災害復旧ユニットを設ける。
Inforakshaのデータ保存ソリューションは、デスクトップ・バックアップにのみ照準を合わせ、最も効率的な自動システムを提供する。データ・バックアップ・システムの真価は、災害発生後、如何に迅速にシステムを復旧できるかにかかっているが、Inforakshaのソリューションは、迅速且つ容易に、寸分違わずシステムを復旧させることができる。
インドではこの種の自動バックアップ・ソリューションを提供するものはまだない。CDやテープによるバックアップは間接的な競争者と言えるが、この種のバックアップはスケーラブルさに欠け、大規模な組織のニーズに応じられないだけでなく、個人にとってはコスト効率に欠ける。Inforakshaのソリューションは、一旦セットすれば、後は忘れていても、自動的に、規則的なバックアップ作業が行われる。Inforakshaは既にNirmal Computers、TEAM、Crystal System、その他複数のムンバイ拠点のリセーラーやディーラーと提携、サービス/ディストリビューション網の構築を図っている。この他、大手ハードウェア会社数社とも、同社製バックアップ・ソリューションをこれらの企業のソフトウェア・スイートに含めるよう交渉しており、準備作業は間もなく完了する。
Inforakshaは2003年度には10クロー(US$207万)の売り上げを見込んでおり、親会社ABARは、英国、アラブ首長国連邦、その他の未進出市場の開拓を図っている。
ちなみにShah氏は海外在住インド人を対象にしたインド初のウェブ・ショッピング・モール、“IndiaPlazza.com”を創設、昨年同モールをSatyam Infowayに売却した。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.